高齢出産を望む方の不妊治療

30歳を過ぎた高齢出産を望む場合、不妊の可能性が高くなります。ここでは、不妊治療について4種類の治療法を取り上げてみました。



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高齢出産を望む方の不妊治療

タイミング療法


30歳前半くらいまでの女性の不妊治療は、比較的身体に負担のかからない、タイミング療法や人工授精といった方法が行なわれます。


タイミング療法とは、基礎体温を測って排卵の周期を予測し、排卵日を狙って性行為を持つことで妊娠をするという方法です。


専門医の下でしっかりと指導を受けながら、正確に排卵周期を予測することができれば、この方法による妊娠の確率は随分と高くなります。現在、不妊専門の病院で妊娠が一番多いのも、このタイミング療法になっています。


タイミング療法の一番の利点は、治療費がそれほど掛からないということです。また、ほとんど自然に近い状態での妊娠になりますから、ほかの治療法に比較して流産の危険性も低いと考えられています。


治療から妊娠に至るまでの身体への負担も少ないため、女性にとってはいろいろな面で安心できる治療法といえると思います。


逆に、欠点としては、妊娠するまでの時間が掛かりやすいということがあげられます。不妊の心配の何もないカップルでも、妊娠する確率は、一回の排卵周期で20~25%程度といわれていますので、多少でも不妊の原因のあるカップルでは、4~5回以上かかっても不思議ではありません。


通常は、一年ほど様子をみて、それでも妊娠しない場合は、人工授精などの次のステップを考える場合が多いようです。


少しでも不妊の心配のある方は、まずは基礎体温を測り基礎体温表をつけましょう。自分の身体の周期を知り、その周期に基づいて性行為をもつことは、最初の不妊治療でもあり、最も妊娠の確率の高い方法でもあります。


高齢出産を望む方の不妊治療

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